ペットビジネスと用途地域

2012年11月21日

「用途地域」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 

都市計画法とういう法律では、都市部では「市街化区域」と「市街化調整区域」があり、「市街化区域」は市街化を図っていく地域で、「市街化調整区域」は市街化を抑制していく地域です。市街化調整区域はインフラも整っていないことも多く、原則として建物は建てられません。

 

そして「市街化区域」は、12種類の「用地地域」に分けられています。大きくは「住居系」「商業系」「工業系」になっていて、用途地域によって建てられるものや大きさ、営業できるものが決まっています。

 

先日、顧客先から「建物の1階を店舗として貸しているんだけど、今までの方が退去して、今後ペットショップをやりたいので借りたいと申し込みがあったんだけど、その方が役所に聞いたらペットショップは出来ないみたいなことを言ってきたんだけど・・・。」という電話がありました。

 

それは用途地域の問題と思います。最初に書きましたように、用途地域によって建てられるものや営業できるものが決まっています。ペットショップやペットホテル等は、「第1種低層住居専用地域」で営業できるとなっていません。第1種低層住居専用地域は、低層住宅のための地域で、戸建て住宅が立ち並ぶイメージです。

でもペットショップはダメでも、理容院や美容院は住宅と兼用であれば大丈夫です。

 

第一種住居専用地域では、自宅を改装して美容院を営業することはできますが、ペットショップを営業することはできないということになります。

 

新しい事業を始める時には、その事業を始めるのに役所の許可が必要ないかを調べると思いますが、その時に用途地域のことを見落とさないことも必要です。

当事務所の代表は、長年、不動産業会社に勤めていましたので、不動産に関わる知識も豊富です。不動産に関することでも、ご相談下さい