建設業者の社会保険加入対策

2012年1月29日

2月25日の日本経済新聞に国土交通省が建設業者の社会保険未加入問題の対策に乗り出すとありました。

 

2012年度にも建設業の許可・更新時に、保険加入状況を確認する制度を導入して、指導しても加入しない業者は営業停止など厳しい処分の対象とする方向とのことです。

そして2017年度までにすべての許可業者が社会保険に加入することを目指すとのことです。

 

さらに建設業の許可・更新時に、未加入業者を洗い出し、事業所への立ち入り検査も強化する。元請け業者にも2017年度以降は未加入の下請けとは契約せず、未加入の作業員は工事現場に入れないようにするともありました。

 

国土交通省によると、建設業に従事する労働者のうち、約4割が雇用保険や厚生年金に未加入とのことです。

 

今後も法令順守と共に許可取得の条件が厳しくなってきそうですので、早めに許可を取得しておいた方がいいですね。