弁当の「路上販売」に対する規制強化
ビジネス街を中心に、お昼時になると弁当の路上販売をよく見かけます。事務所のある関内にも多いです。
ここに来て路上販売の規制を強化しようという動きが出ているという記事ありました。
東京都の場合、条例で弁当の路上販売は保健所への届出制になっているようですが、最近は無届の業者も増えているようです。
食中毒等が発生してからでは遅いので、消費者保護という観点からすれば何らかの新たな規制を導入するのは仕方ないかも知れないが、路上販売がなくなってしまうのも寂しいとありました。
また悪質な業者がいるにしても、弁当の路上自体を一律に禁止することは、『過剰な規制』と言えるともありました。
ルールを無視する悪質業者を排除するためには、『最低限の要件』を課して、それをクリアした業者にだけ営業許可を与える。問題が起きれば取り消す。そういう『許可制』への移行が合理的と言えるのではないかとありました。
ただ、現状でも弁当の食中毒事故があった場合には、販売業者は損害賠償責任を負い、悪意な場合には、刑事罰の対象のなる可能性があるともありました。
その時々の状況に応じて、許可や届出が必要なものがあります。
以前にも書きましたが、何かを始めようとする時に、それを始めるのに許可や届出が必要でないかを確認することも大事です。
知らなかったでは済まされません。
我々も常に新しい規制や許認可事項にはアンテナを張っていることが必要です。