クラブ(ダンス営業)の深夜営業が可能になりそうです

2014年10月25日

以前から規制緩和の動きがありましたが、客にダンスをさせるクラブの営業が夜の12時以降の深夜も営業できるようになりそうです。

 

昨日10月24日、政府は客にダンスをさせるクラブの営業について、店内が一定の明るさを超えていれば深夜営業を可能とする風俗営業法の改正案を閣議決定したとありました。

 

現在の風俗営業法では、原則、夜の12時以降のダンス営業を禁止していますが、閣議決定した改正案では、ダンスをさせているかどうかではなく、店内の明るさによって規制するとしているようです。

 

具体的には、明るさが休憩中の映画館と同じ程度とされる10ルクスを超えているなどの条件を満たすクラブは風俗営業から外し、深夜営業を解禁するというものです。ただ、、騒音への苦情や犯罪の温床になっているとの指摘もあることなどから、条例で営業地域や営業時間を制限することができるようです。また、10ルクス以下のクラブは引き続き風俗営業として規制を受けるが、ダンス教室などは風俗営業法の対象から外れるようです。

 

政府は今の国会での成立を目指しているようです。

 

これで夜12時以降もクラブの営業が出来るようになりそうですが、現在、風俗営業の3号許可を得て営業しているお店は、新しい法律のもとで夜12時以降も営業を行う場合は、新しい許可を取り直すことになると思います。他にも細かい規制がどうなるか、申請の期間や様式がどうなるか気になるところです。

 

詳細が分かり次第、またお伝えしていきます。

 

現状の風俗営業許可に関することなどお気軽にお問い合わせ下さい。

お問い合わせ

磯崎行政書士事務所