メイドカフェで無許可営業
本日、2月17日のニュースで、無許可で女性従業員に接待させたとして、風俗営業法違反(無許可営業)容疑で、東京・秋葉原のメイドカフェの経営者夫婦を逮捕したとありました。
妻は容疑を認めているようですが、夫は「風営法に違反しないギリギリの接客でやっていた」と容疑を否認しているようです。
逮捕容疑は今月11日、東京都公安委員会の風俗営業許可を受けずに、女性従業員2人に男性客3人を接待させたということです。
昨年12月に深夜徘徊していた当時同店の従業員で高校2年の女子生徒を補導したところ、無許可の接待が発覚し、今年1月にお店に警告をしていたが、その後も女子高生らを勤務させ無許可営業を継続していたとのことです。
ここで問題になるのが「接待」ですが、警視庁の解釈運用基準によると、
1.特定の客の近くにはべり、継続して談笑したり、酒等の提供をする行為。
2.特定の客に対して、歌やダンス、ショウ等を見せたり、聞かせる行為。
3.客とデュエットとすること。
4.客と遊戯、ゲーム、競技等を行うこと。
5.客と身体を密着させたり、手を握る等客の身体に接触する行為。
などとされています。
よくガールズバーなどカウンターの中に従業員がいればいいんでしょと聞かれますが、カウンターの中にいても接客に当たる行為はあります。接客を伴う行為を行う場合は、風俗営業許可が必要です。
今回の事件では、事前に警告があったので、その時に風俗営業許可の申請をしておけば良かったのにと思います。
ちなみに無許可営業は「2年以下の懲役又は200万円以下の罰金」と定められています。
ガールズバーやキャバクラなど、風俗営業許可に関することでご不明の点等あればお気軽にお問い合わせ下さい。相談は無料です。